今回インタビューに行った大洗町は茨城県の海岸線のほぼ中央に位置する港町で、茨城県有数の観光地でもあります。
そんな大洗町で人口減少という地域課題解決に向けて「まち・ひと・しごと創生」に取り組む「大洗町まちづくり推進課」へキャリアインターンシップ(出向)をしている社員にインタビューをしてまいりました。
キャリアインターンシップとは、地域企業との人材交流を通して物流と地域社会のつながりをより深いものにして地域全体の未来創造を実現する制度です。
キャリアインターン中の沼田さんは港湾関係、ひたちなか・大洗リゾート構想、SDGs企画の推進などの業務で幅広く活躍しており、何事にも恐れずにチャレンジする姿にとても感銘を受けました!
特に港湾関係では大洗港に寄港するクルーズ客船の受け入れ対応も担当されているとのことで、「2023年10月の大洗港初となる外国クルーズ客船『レガッタ』寄港では受け入れ対応をはじめ、寄港イベントの運営・広報に携わることができたのはとても良い経験になった」と笑顔で話してくれました。
大洗町は英語教育に力を入れており、外国クルーズ客船の寄港時には町内児童生徒による英語ボランティアを実施しています。
児童生徒の募集や、事前研修の開催などの対応を行うこともあり、慣れない業務に対して様々な試行錯誤があったそうですが、イベント当日子どもたちがイキイキと外国人乗船客と交流をする様子を見て達成感を感じたそうです。
また、イベント後に届いた乗船客からの手紙には「大洗のおもてなしは日本一!」、ボランティアに参加した児童生徒アンケートでは「外国人観光客とのコミュニケーションが楽しかった。今後もっと英語を勉強したい」といった感想をもらい、人の役に立てたことを実感したと語ってくれました。